マンションにEV充電器を設置するなら急速充電器よりも普通充電器?メリット・デメリットを徹底解説

2050年カーボンニュートラル社会の実現へ向け、日本では2035年代にガソリン車とディーゼル車の新車販売がなくなります。

これを受け、電気自動車(EV)が普及しEV充電器の需要増が見込まれています。そのため、商業施設やサービスエリア、道の駅、ディーラーの駐車場に限らずEV充電器を導入するところが増えてきました。

その中でもマンションも例外ではありません。

「急速充電器のメリット・デメリットは?」
「マンションの駐車場にEV充電器を設置するなら急速充電器がいい?」
「急速充電器と普通充電器の違いは?」

この記事では、マンションの駐車場にEV充電器を導入したいと悩んでいる方にためになる情報をお届けします。

補助金を活用して低コストでEV充電器を設置できるチャンスを逃さないためにも、ぜひご一読ください。

急速充電器のメリット

急速充電器は、普通EV充電器よりも高い電圧で充電することができて、充電速度が早いのが特徴です。一般的に30分ほどで約80%まで充電可能です。

そのため、主に道の駅や高速道路のSAやPAなどの移動途中での緊急な充電として使われる「経路充電」の利用箇所に設置される場合がほとんどです。EV急速充電器の設置費用は300万円〜1000万円ほどと高額ですが、緊急で充電が必要な場所で重宝されます。

急速充電器のデメリット

急速充電器のデメリットは以下4つです。

    1. すぐにクルマを移動させなければならない
    2. 設置費用が高額になる
    3. 広い設置場所が必要になる
    4. EVのバッテリーの劣化がしやすい

1つ目の「すぐにクルマを移動させなければならない」については、繋ぎっぱなしにできず短時間で車両を移動させなければならないことです。そのため、マンションやアパートなど複数の方とシェアする住宅では、帰宅後の夜に充電をして朝に移動させるということができず、すぐに移動させなければなりません。

もし、急速充電器が1台しかなく充電が終わっているのに車が移動されていなかった場合、住民間でのトラブルや管理組合や管理会社へのクレーム対象になることも考えられます。

2つ目の「設置費用が高額になる」は、急速充電器の設置は、設置費用が300万円〜1000万円ほどと高額になります。設置費用が20万〜40万円の普通充電器に比べコストがかかってしまいます。

3つ目の「広い設置場所が必要になる」については、急速充電器は普通充電器に比べると大きく、また特別な工事も必要なため、ある程度の広さが必要です。

4つ目の「EVのバッテリーの劣化がしやすい」については、急速充電器は高出力なのでEVのバッテリー劣化のリスクがあります。そのため、あくまでも緊急用として使用するのが好ましいです。

マンションにEV充電器を設置するメリット

マンションにEV充電器を設置するメリットは以下の2つです。

    1. 資産価値が向上する
    2. 選ばれるマンションに

1つ目の「資産価値が向上する」について、分譲マンションや集合住宅などの住宅不動産へのEV充電器導入は、住宅の利便性が大幅に向上することを理由に、資産価値の維持・上昇が見込まれることでも話題です。

2つ目の「選ばれるマンションになる」は、EV充電器があることで、EVドライバーが充電インフラを考えることなく安心して住めるマンションとなります。

充電が無くなってからわざわざEV充電ステーションへ移動する必要がなく、自宅で充電できることはEVドライバーにとって魅力です。建住宅(持ち家)に住んでいる方は自分で自由にEV充電器の導入を決めることができますが、マンションの場合は自分で設置を決められません。そのため、EVドライバーとしてはEV充電器の設置があるマンションは圧倒的に嬉しいものと言えます。

2035年代には新車が全てEVになることから、今後EVドライバーの増加が見込まれています。そのため、「EV充電器が設置されているか」がマンション選びの条件になるので、早めの導入がオススメです。

また、近い将来マンションなどの住宅にEV充電器の設置を行政が義務化するという動きも見られ、東京都では今後、新築されるビルやマンションにEV充電器の設置を義務化する方針であることを示しています。

エネチェンジでは、導入前の設置場所の業者立ち会いまで全てサポートを行うため、初めてのEV充電器の導入で不安な方、わからない方にもぴったりです。まずはお気軽にお問合せください!

マンションにEV充電器を導入するなら普通充電器がオススメ

マンションや集合住宅にEV充電器を設置する場合は、「普通充電器」の設置がオススメです。

EV充電器は、3kW~6kWの出力で時間をかけて充電する「普通充電器」と、高電圧・高出力で30分~40分程度の短時間で一気に充電する「急速充電器」の2種類があります。

マンションにEV充電器を設置する場合、長い時間の駐車を想定して、家で寝ている間などに利用する「普通充電器」が適しています。

昨今では「普通充電器」にも倍速充電ができる6kW出力のものが主流になってきました。従来の3kW出力の普通充電器の2倍の速度で充電が可能です。

充電時間の比較は以下になります。

急速充電器は設置に大掛かりな工事が必要ですが、普通充電器は簡単な電気工事で設置することができるので、大規模なリフォーム・リノベーションなどよりもスムーズかつ低コストで、資産価値の向上対策になります。

また、30分後にクルマを移動させる必要がなく、帰宅後夜間など自宅にいる間に充電し朝にはフル充電が完了します。

急速充電器の設置は高額だったり、設置場所の広さが必要だったりするので、マンションを含めて、住宅に設置するなら「普通充電器」がオススメです。

マンション駐車場の設置場所

マンションのように生活拠点となる場所には「普通充電器」を平置き・機械式・立体駐車場へ設置が増えています。また、普通充電器は設置に場所をとらず、小スペースで設置が可能なことが利点です。急速充電器よりも導入費用が安いことも特徴です。

EV充電設置後の運用方法について

ここからは、EV充電器の運用方法についてをお伝えします。

主な運用方法は以下の2つです。

  1. シェア型
  2. 個別設置型

それぞれ詳しくみていきましょう。

◎シェア型

共有スペースにEV充電器を設置して、居住者同士で譲り合って利用するのが「シェア型」です。

すべての車室に設置する場合に比べ、設置台数が少ないため、初期費用などが抑えられるという理由から人気を集めています。

しかし、「シェア型」は順番待ちが発生する可能性があります。

3kWの出力ではフル充電までに14時間かかってしまうケースも想定され、「半日以上経っても同じ車が停まっていて、充電できない」というクレームも浮上しかねません。

かといって、住宅に急速充電器を設置するのはオーバースペックです。30分〜40分で充電が完了するため、すぐに移動させなくてはならず繋ぎっぱなしにできないという不便も予想されます。

「シェア型」の運用をする際には、なるべく高出力の普通充電器を選ぶことが運用成功の鍵となります。

エネチェンジでは、6kW出力の倍速充電が可能な普通充電器をご用意しています。つまり充電時間は通常の1/2で充電が可能です。充電時間が半分ならば、単純計算で利用者の回転数も2倍になります。充電器の設置数が少なくても、十分に居住者のニーズを満たすことができるでしょう。


また、「EV充電エネチェンジ」は、専用スマートフォンアプリを無料で配布しており、ドライバーがアプリを通して充電器を操作します。キャッシュレス決済機能なども搭載しており、マンションオーナー様が管理を負担することはほとんどありません。

費用の関係上、まだEVに乗っていない住民もいるマンションでの合意形成は一見すると難しそうですが、エネチェンジのシェア型マンション向け充電には「設置費用0円・月額費用0円」のプランもございます。費用が0円なら、EV充電器を必要としない住民からの不満も無く、スムーズな合意形成ができるでしょう。

設置の初期費用を抑えたいという方には、6kW充電器を利用した「シェア型」の運用がオススメです。

◎個別設置型

車室の占有区画に1基ずつEV充電器を設置するのが「個別設置型」の運用です。

自分の車室に専用の充電器があれば、EVドライバーは順番待ちをする必要がなくいつでも好きな時に充電できます。

また、誰かに充電の順番を譲らなければと急ぐ必要もないので、充電プラグを挿しっぱなしにすることもできます。たとえば夕方の帰宅時に充電を開始し、朝になったら充電プラグを抜いて出勤するというような使い方も可能です。EVドライバーにとっては最も利便性の高い設備と言えます。

マンションへのEV充電器の設置にかかる費用は?

ここでは、マンションへEV充電器の設置にかかる費用について以下を紹介します。

    1. 設置にかかる費用の相場
    2. EV充電器に対しての補助金制度

今なら補助金が出てお得に設置できるチャンスです。ぜひ参考にしてください。

◎設置にかかる費用の相場

急速充電器の設置費用は300〜1000万円程度、またはそれ以上の場合もあります。一般的な普通充電器(6kWタイプ)の設置費用は、1台につき約20〜40万円程度が相場です。

EV充電エネチェンジは、マンションや集合住宅のオーナー様もご利用可能なサービスプランをご用意しております。

初期費用0円で設置できるケースもございますので、まずはお気軽にご相談ください。

◎EV充電器に対しての補助金制度

補助金の制度を使用することでEV充電器を負担なく導入できます。EV充電器の設置費用には充電設備費と工事費の2つがあります。国の補助金「クリーンエネルギー自動車・充電インフラ導入促進補助金」では、充電設備費の50%と工事費の100%が補助されます。

充電設備と充電設備工事費合わせ130万円だとすると実質15万円で設置が可能になります。(注:令和3年度補正予算で計算。令和3年分は終了しています)

出典:一般社団法人 次世代自動車振興センター

ENECHANGE公式HP:マンションにEV充電設備を導入で利用できる補助金は?

マンションにEV充電器を設置されているのが当たり前の時代に

エネチェンジのマンション向けEV充電器。左からチャージ3(3.2kW)とチャージ3(6.0kW)

東京都ではマンションへのEV充電器の設置義務化する動きもあり、ますますEV充電器は今後普及していくと予想されます。

住宅検討の際にもEV充電器がついているマンションなのかどうかが重要視される時代もすぐそこまできています。

戸建住宅(持ち家)に住んでいる方は自分で自由にEV充電器の導入を決めることができますが、マンションでは合意形成をはじめさまざまな条件をクリアしたうえで導入しなければいけないため、設置までに乗り越えるべきハードルが高いのが現状です。

EV充電エネチェンジでは、マンションや集合住宅のオーナー様もご利用可能なサービスプランをご用意しております。

初期費用0円で設置できるケースもございますので、まずはお気軽にご相談ください。

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