電気自動車Q&A「EVは毎日充電が必要ですか?」
電気自動車(EV)に関するさまざまな疑問について、大手自動車メーカーにおいて黎明期からEV充電インフラプロジェクトに関わり指揮してきた実績を持つ、ENECHANGE執行役員の田中喜之がやさしくお答えします。
今回は、EVの充電に関する疑問についてまとめました。
EVは毎日充電が必要ですか?

クルマのバッテリー容量や利用頻度によって様々ですが、たとえば今日本で一番売れている日産のリーフは、毎日近所に買い物に行く程度であれば毎日充電する必要はありません。週1回の充電で大丈夫でしょう。
もう少し詳しく説明すると以下の通りです。
EVの航続距離は運転の仕方や様々な条件で大きく変動しますが、一般的には1kWhあたり約6~7km走ることがおおむねユーザーの共通認識ではないかと思います。40kWhのバッテリーを持つリーフの場合、満充電では、240~280kmの距離が走行可能です。毎日近所に買い物に行く程度であれば、1週間に1度充電すれば十分に補うことができるでしょう。
同じく日産リーフの上位グレードである60kWhバッテリー搭載車なら、満充電で360~420kmの走行が可能。申し分のないスペックですね。ほかにもHonda e なら35.5kwhのバッテリーが積まれており、1回の充電で210km~250kmを走ることができます。こちらも近所を移動する普段使いにはであれば週数回の充電で十分と言えます。
実際に私も週末に30分程度買い物に行ったり、日々子どもの送り迎えをしたりするのに乗る程度ですが、1週間に1回充電してバッテリーが半分も減らないくらいです。
EVのバッテリーは放電してしまう?
厳密には放電しますが、EV車のバッテリー容量は非常に大きいので、数週間のレベルで放電する量はごくわずかで、ほとんどわからない程度と言えます。
(放電の他、電源OFFでも作動している電装品で消費した12Vバッテリーへメインバッテリーから定期的に充電を行う場合があります)
雨の日に充電して感電することはありませんか?
感電の心配は原理的にありません。
なぜかというと、EVの充電コネクタは普通のコンセントと違い、コネクタがきちんと刺さらないと電気が流れない仕組みになっています。したがって、雨の日であっても、安心して充電を行うことが出来ます。
ただし、車両に付属するケーブルを建物側のコンセントに抜き差しする場合にはこの機能は動作しませんので、雨の日にコンセント側を抜き差しする場合には必ずブレーカーをOFFにしてから行ってください。
たとえ雨の日であっても、安心して充電していただけますよ。
まとめ
EVの充電に関する疑問についてお答えしました。ポイントをおさらいしてみましょう。
・EVの充電頻度は、毎日近所に買い物に行く程度であれば、週に1回で十分。
・バッテリーの放電は全く無いとは言えませんが、数週間で減る量はごくわずかで誤差の範囲内と思ってもらえれば大丈夫です。
・雨の日に充電しても感電の心配はありません。

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