電気自動車(EV)の充電時間はどのくらい?自宅・充電スタンドの充電時間目安と計算方法

電気自動車 (EV)の充電には、どのくらい時間がかかるでしょうか?自宅や充電スタンドでの充電時間の目安と計算方法について、くわしく解説します。

また、充電時間を気にせずに電気自動車(EV)を使いこなすためのポイントについてもご紹介します。

電気自動車の充電時間の計算方法

電気自動車(EV)の充電量は、充電器の出力(kW)×充電時間(h)で決まります。したがって、充電時間(h)は次の式で概算することができます。

・充電時間(h)=充電量(kWh)÷ 充電器出力(kW)

(計算の例)
たとえば40kWhのバッテリーを搭載する日産リーフを3kwh出力の普通充電器で満充電にする時間の概算は、40kWh÷3でおよそ13時間です。

なお、これはあくまでも単純計算による概算であり、日産のメーカー公式ページでは16時間と発表されています。手元の計算とあわせてメーカーページもご確認ください。計算と実際の値のギャップの理由については後ほど詳しく解説します。

◎充電器の出力は大きく分けて3種類

電気自動車(EV)は、「自宅」「普通充電スタンド」「急速充電スタンド」のいずれかの場所で充電を行います。自宅と普通充電スタンドの充電器は3kW出力(3.2kWなど)が一般的で、最近になって6kWに対応する充電器や車体も増えてきました。急速充電スタンドの充電器は50kW程度のものが多いです。

普通充電・急速充電はそれぞれ一長一短。出力(kW)が大きければ大きいほど充電時間は短くて済む一方で、急速充電のように大きな出力(kW)で負荷をかけるとバッテリーの劣化を早めてしまいます。

◎出力(kW)とは?

ちなみに、出力(kW)は電圧(V)と電流(A)の掛け合わせで決まります。

電圧(V)についても簡単に解説すると、急速充電器の場合は「3相200V」の電圧の設備が使用されており、普通充電器では「単相200V」の電圧が一般的です。家庭用電源のコンセントの多くは100V。この100Vのコンセントからでも電気自動車(EV)を充電することは可能ですが、時間がかかりすぎてしまうため、100Vを200Vに変圧する機器や設備を設置するのが一般的です。

実際にかかる充電時間と理論値は異なる

前項では電気自動車(EV)の充電時間の計算方法をお伝えしましたが、これはあくまでも理論的な概算です。正確な数値を知りたい場合はカーメーカーの公式ページを確認してください。

たとえば40kWバッテリーを搭載する日産リーフを3kw出力で普通充電した場合にかかる時間は、40kWh ÷ 3kW ≒ 13時間20分 となるはずですが、日産が公式ページで公称する充電時間は16時間です。誤差にしては大きすぎる2時間40分のギャップが存在します。どの充電条件・どの車種においても同様のギャップが発生してしまいますので、正確な充電時間を把握したい場合はまずカーメーカーの公式の数値を確認してみてください。

◎なぜ公式の充電時間は計算と異なる?

計算結果とメーカー公式の数値が異なる要因は大きく分けてふたつ。まずはバッテリー残量です。電気自動車(EV)のバッテリー残量が完全に0%にまで落ちてから充電するわけにもいきませんから、バッテリー残量が10%~20%に落ち込んだ段階で充電する想定になっています。

次にポイントとなるのが電圧(V)です。リチウムイオンバッテリーは放電して中身がカラに近づくにつれて、バッテリー内部の電圧(V)が下がってしまいます。どれだけ充電器の出力(kWh)が高くても、バッテリー側の電圧に合わせた充電をすることになるので、バッテリー残量が少ないとき、充電の出力は一次的に低下します。つまりそれだけ充電時間が伸びてしまうということです。

「充電すべきバッテリー残量」「実際の電圧(V)」が変数になってしまうため、単純計算の結果と実際の充電時間には差異が生まれます。

「普通充電スタンド」「急速充電スタンド」に立ち寄った際の充電時間の目安は?

普通充電スタンドでは、30分も充電すれば十分な補給になるでしょう。3kw出力の普通充電であれば10km程度、6kw出力の普通充電であれば20km走行可能な電力が充電できます。

急速充電スタンドは順番待ちを軽減するために「1回の充電時間は30分まで」というような時間制限が設けられている場合が多いのですが、それでも50kW出力の急速充電であれば5分間でおよそ40km程度走行可能な電力を蓄えることができます。

充電時間を気にせず電気自動車を使いこなすには?

ガソリン車と違って、電気自動車(EV)は充電に時間がかかります。電池残量や充電時間を気にせずに電気自動車(EV)を使いこなすために、以下のポイントをおさえておきましょう。

自宅充電が基本、外出時は目的地で継ぎ足し充電

電気自動車(EV)のオーナーは夜間に家で基本的な充電をしておき、さらに外出時も継ぎ足し充電をすれば、電池残量や充電時間を気にする頻度は大幅に少なくなるでしょう。

夜間の自宅ガレージや外出した際の駐車時など、クルマに乗っていない時間を有効に利用して充電しておくことをオススメします。3kw出力の普通充電であれば30分の充電でも10km程度走行可能な電力がたまりますので、たとえばスーパーなどで買い物をしているあいだの短い時間でも十分な電力を補給できます。立ち寄った場所に充電器があれば、積極的に利用してみてください。

外出時や遠出の計画を立てる際には、目的地の周囲に充電器がないか探してみてください。

「エネチェンジEVチャージ」の公式アプリでは、お近くのEV充電スタンドを検索することができます。エネチェンジの提供するスタンドであれば、このアプリを通じて簡単に充電・決済をすることができます。

まとめ

電気自動車 (EV)の充電時間の目安や計算方法について解説しました。ポイントをおさらいしておきましょう。

電気自動車の(EV)充電時間(h)は「必要な充電量(kWh)÷充電器の出力(kW)」で概算することができます。

3kWの普通充電なら30分でおよそ10km、6kWの普通充電なら30分でおよそ20km、急速充電なら5分でおよそ40kmほど走れる電力を補給できます。

充電時間に足を取られないために、外出先の駐車場などに普通充電設備がある場合は、滞在時間を利用して充電しておきましょう。 「クルマに乗っていない時間に充電プラグを挿しておく」がEVを使いこなすコツです。このような乗り方であれば、バッテリー残量や充電時間を気にする必要はありません。

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